約 1,430,609 件
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/242.html
異世界のウィッチ2 ―――――あれから後の出来事 この世界で生きていく決心をした俺は、基地に戻った後、 満面の笑顔のストライクウィッチーズに迎え入れられた。 ミーナいわく「俺さん、ようこそこの世界へ。そして、これからもよろしくね」とのことだ。 ・・・上空でのサーニャとのやりとりはばっちり聞かれていたようで、 ハルトマンにニヤニヤされながら肘で横っ腹をつつかれたがそんなことはどうでもいい。 この出来事のあと、ミーナが、上層部に俺の真実を話したらしい。 すぐに何か偉そうな人がロマーニャ基地に飛んできて、色々質問された。 それに関連して、『喋るネウロイ』と、ネウロイの『異世界への扉を開くらしい技術』の存在についても話した。 ・・・まあ、これも大したことではないな。別に何か言われたわけじゃなかったし。 それよりも。 この世界で生きる意味と戦う意味を見つけた俺は、 ネウロイとの戦いに身を投じていくことに恐怖を抱くことはなかった。 宮藤。リーネ。ペリーヌ。シャーリー。ルッキーニ。ハルトマン。バルクホルン。 坂本。ミーナ。エイラ。・・・サーニャ。 ・・・俺の周りには、こんなにもたくさん、頼れる、いい仲間がいるんだから。 自分と、仲間を信じて、この空を駆け抜けていこう。 そう思った。 ―――――休暇日・午前 コンコン シャーリー「おーい俺ー」 俺「ん?」 ある日の休暇にて、部屋で本を読んでいた俺にシャーリーの声が届いた。 ドアを開いて、声の主に尋ねる。 俺「なんだ?」 シャーリー「あたしと宮藤で、街まで買い物に行こうと思ってたんだが・・・」 シャーリーの言葉が終わるのに合わせたように、宮藤がシャーリーの背後から飛び出てきた。 宮藤「俺さんも行きませんか?」 ・・・買い物か。 俺「行く」 買いたいものがあるしな。 シャーリー「即答だな」 宮藤「良かった!じゃあ、サーニャちゃんも呼びますね!」ダッ え? 俺が次の言葉を出そうとする暇すらなしに、宮藤が駆けていった。 タッタッタッタッ・・・ 俺「お、おいちょっと・・・」 焦る俺を見つつ、 シャーリー「くっくっく・・・」ニヤッ シャーリーがほくそ笑んだ。 俺「・・・」 いや、もちろん悪い気はしないんだけど。 ―――――――街・午前11時 到着・・・。 ・・・車に乗るってだけでこんなに疲れるなんて初めての経験かもしれない。 俺「シャーリー・・・」 シャーリー「ん?」 俺「お前いつか事故起こすぞ」 シャーリー「ハハハ、気をつけるさ」 気をつけてどうにかなるレベルじゃねえ。荒っぽすぎるだろ。 宮藤はなんかニッコニコしてやがる。『私慣れてますんで~』ってか?腹立つ。 ・・・まあ、シャーリーの荒っぽい運転、疲れはしたけど、 俺はどっかのアトラクションにでも乗ってる気分で嫌いではなかった。だが・・・ サーニャ「・・・」グッタリ 俺「お、おいサーニャ、平気か?」 サーニャ「・・・なんとか」 サーニャには少しばかり辛かったようだ。 運転中、俺にしがみつき、肩に寄りかかってきていた。 ・・・そのときの俺は、いい香りのするサーニャの髪を撫でていた。 でもガタガタうるさくて全然癒されなかった。 宮藤「じゃあ、お二人とも4時にはここまで戻ってきてくださいね」 シャーリー「私は宮藤と適当に買い物してくるから、お前たちも街をまわってこい」 俺「ぅい・・・」 サーニャ「了解です」 歩いていく二人の後姿を見届けてから、俺は車の中の時計を確認した。 今は午前11時。5時間か。充分すぎるな。 俺「んじゃ、サーニャ、行くか」 サーニャ「はい」 ―――――――― サーニャ「俺さん、なにか買いたいものあるんですか?」 俺「ああ」 サーニャ「何です?」 俺「本」 サーニャ「本?」 サーニャが意外そうな顔をする。 俺「ああ」 サーニャ「・・・なんでそんなものを?」 俺「サーニャと話しててわかるんだけど、俺はまだこの世界のことはよく知らないんだ」 サーニャ「・・・だから、本を?」 俺「ああ」 サーニャ「・・・あの、俺さん」 俺「ん?」 サーニャ「俺さんが知りたいことは、出来る限り私が教えてあげますよ?」 俺「・・・それはありがたいんだが、」 サーニャ「・・・ひょっとして、私との話、つまらないですか?」 あ゛? 俺「違う」 サーニャ「・・・そうですか?」 俺「つまんねーわけないだろ。そんな理由じゃない。 ・・・俺達は一緒に生活してるとはいえ、常に一緒にいるわけじゃない。特にサーニャは夜間哨戒があるからな」 サーニャ「・・・はい」 俺「他の奴らに聞く気にもなれないから、サーニャと話せないときは本でも読んで暇潰そうと思って買おうとしてるだけさ」 サーニャ「・・・そうですか」ニコッ ―――――― サーニャ「随分買いましたね」 俺「良さそうなの結構あったからな」 サーニャ「・・・読書、好きなんですか?」 俺「別に好きってわけじゃないけど」 サーニャ「・・・大丈夫なんですか?」 俺「何がだ」 サーニャ「結構文章量多そうですし・・・私だったら全部読む前に飽きちゃいそうです」 俺「興味あることだったらいくらでも読める」 サーニャ「・・・なるほど」 俺「興味なかったらこんなもん絶対買わねえ」 サーニャ「・・・ふふふっ」 俺「・・・」 サーニャ「・・・俺さん」 俺「ん?」 サーニャ「俺さん・・・この世界、好きですか?」 ・・・突然何言ってんだ。 俺「・・・ああ。・・・好きじゃなかったら興味なんて持たない」 サーニャ「俺さんは・・・本当に、この世界で生きていくんですか?」 俺「・・・わかりきったこと聞くな。もう決めたんだからな」 俺のその答えに、サーニャは嬉しそうに サーニャ「・・・はい!」 と言った。 ――――――――12時30分 二人で色々な店を見てまわっているうちに、いつのまにか正午を過ぎていた。 俺「昼飯にするか」 サーニャ「はい」 ロマーニャ・・・世界地図だとイタリア辺りだったよな。イタリアって言ったら・・・ 俺「スパゲッティかピザってところか?」 サーニャ「ですね」 俺「どっちがいい?」 サーニャ「俺さんが食べたいほうで」ニコッ 俺「あー・・・」 ――――――13時 スパゲッティ美味かった。トマトとチーズってホント合うな。 イタリア人・・・じゃなくてロマーニャ人は天才だな。 サーニャも食べ終えたみたいだ。さて・・・ 俺「サーニャ」 サーニャ「はい」 俺「お前は欲しいものないのか?」 サーニャ「私は・・・パジャマを買いたいなって思ったんですが・・・」 俺「んじゃ服屋か」 サーニャ「いえ、その・・・服屋さんはさっき見つけたんですが・・・」 ・・・が? 俺「どうしたんだ?」 サーニャ「・・・」スッ ある方向を指差すサーニャ。それに釣られてその方向を見ると・・・ ガヤガヤ サーニャ「人ごみ」 俺「だな・・・」 サーニャ「やめておきましょうか」 俺「なんでだよ?欲しいんだろ、パジャマ」 サーニャ「・・・はい」 俺「だったら、行こう。人ごみくらいどうってことないだろ」 何を心配してるんだろうか。 サーニャ「じゃあ・・・はぐれないように・・・」 なんだ、そんなことか。 俺「もしはぐれたらこのパスタ屋で・・・」 サーニャは待っててくれ、と言おうとしたのだが、 ギュッ 俺「!?///」 サーニャが、俺の手を握ってきた。 サーニャ「・・・はぐれないように、こうしておきましょう///」ポッ 俺「あ、ああ・・・///」カァ ――――――――街・15時50分 一通り街を周って買い物を済ませた俺達は、言われたとおりの時間までに車まで戻ってきた。 俺「ふぅ、結構歩いたな・・・」 サーニャ「疲れた・・・」 ・・・あ! 俺「・・・よく考えたらさ」 サーニャ「はい?」 俺「帰りもシャーリーの運転だよな・・・」 サーニャ「・・・あ」 ・・・ シャーリー「よおお前ら、楽しんできたか?」 噂をすれば、か。 俺「まあ、な」 シャーリー「おーそうか、良かった良かった。・・・お?」 俺「なんだよ?」 シャーリー「・・・気付いてないのか?」ニヤニヤ 俺「は?」 宮藤「・・・ねえ、サーニャちゃん」 サーニャ「なあに、芳佳ちゃん?」 宮藤「ずっと俺さんと手繋いでたの?」 言われて気付いた。そういえばそうだった。 俺・サーニャ「「あ・・・」」 気付いた瞬間、俺達は手を離した。 シャーリー「ほぉ~・・・」ニヤニヤ 俺「・・・んだよ!?///」 宮藤「・・・本当、仲良いですよねー」ニヤニヤ 俺「あぁっうるせえ黙れ、斬り殺すぞ!///」チャキッ 腰の刀を抜こうとした。 サーニャ「きゃっ」 宮藤「わわっ!?お、俺さん落ち着いて!」 シャーリー「お前今まで刀持ち歩いてたのか!?」 俺「持ってないとサーニャに何かあったとき守れないだろうが!」 サーニャ「お、俺さん・・・///」ポッ シャーリー「お、おお・・・」 宮藤「・・・ふ、ふふっ、あははははははははは!」 ・・・なんかとんでもないこと言っちまった気がするけど気にしない。 そのまま俺達は車に乗って基地に戻った。・・・シャーリーの運転はやっぱり荒っぽかった。 ―――――――――夜・俺の部屋 買ったばかりの本をめくりながら、俺は今日の出来事を振り返った。 シャーリーと宮藤についていって正解だった。目当てのものを買えたし、なにより、 ・・・サーニャと手を繋ぐことができた。 小さく、細く、柔らかく、暖かい感触だった。 あの時、俺はどんな顔をしていたっけ。照れくさくて顔を逸らしてしまったが・・・ 頬がゆるんでいた気がする。 サーニャは少し顔を赤くして微笑んでいたと思う。 とにかく、俺は幸せな気分だった。 ・・・サーニャも幸せに感じたならいいな、と思いながら、本を閉じた。 明日からはいつもどおりの毎日だ。ちょっと早いけど電気消してもう寝よう。 そう思った。 ―――――― エーリカ「にゃっほ~さ~にゃん」 サーニャ「ハルトマンさん・・・こんばんは」 エーリカ「うん、こんばんは。ところで、最近俺とはどうなの?」 サーニャ「え?///」 エーリカ「だ・か・らぁ、俺との関係だよ!進んだ?」 サーニャ「えーっと・・・今日、俺さんと買い物に行って・・・」 エーリカ「ほぉ」 サーニャ「そのときに・・・その、手を繋ぎました///」 エーリカ「おぉ~・・・で?」 サーニャ「で・・・って?」 エーリカ「それからは?」 サーニャ「え・・・特にありませんよ?」 エーリカ「えぇ~?つまんな~い」 サーニャ「・・・私は・・・」 エーリカ「ん?」 サーニャ「俺さんと手を繋ぐだけでも・・・幸せなんですが・・・」 エーリカ「ふ~ん・・・」 サーニャ「・・・」 エーリカ「さーにゃんさ、俺のこと、好きなんでしょ?」 サーニャ「・・・はい」 エーリカ「いつも一緒にいたいでしょ?」 サーニャ「はい。・・・でも、私は夜間哨戒がありますし、そんなに都合よく一緒になれるわけじゃ・・・」 エーリカ「そんなさーにゃんに、いい方法があるんだけどなぁ~・・・」 サーニャ「!・・・なんですか?」 エーリカ「簡単だよ。あのね、さーにゃん、・・・」 ・・・ ・・ ・ 異世界のウィッチ2・その2
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/482.html
異世界のウィッチ2 ―――――あれから後の出来事 この世界で生きていく決心をした俺は、基地に戻った後、 満面の笑顔のストライクウィッチーズに迎え入れられた。 ミーナいわく「俺さん、ようこそこの世界へ。そして、これからもよろしくね」とのことだ。 ・・・上空でのサーニャとのやりとりはばっちり聞かれていたようで、 ハルトマンにニヤニヤされながら肘で横っ腹をつつかれたがそんなことはどうでもいい。 この出来事のあと、ミーナが、上層部に俺の真実を話したらしい。 すぐに何か偉そうな人がロマーニャ基地に飛んできて、色々質問された。 それに関連して、『喋るネウロイ』と、ネウロイの『異世界への扉を開くらしい技術』の存在についても話した。 ・・・まあ、これも大したことではないな。別に何か言われたわけじゃなかったし。 それよりも。 この世界で生きる意味と戦う意味を見つけた俺は、 ネウロイとの戦いに身を投じていくことに恐怖を抱くことはなかった。 宮藤。リーネ。ペリーヌ。シャーリー。ルッキーニ。ハルトマン。バルクホルン。 坂本。ミーナ。エイラ。・・・サーニャ。 ・・・俺の周りには、こんなにもたくさん、頼れる、いい仲間がいるんだから。 自分と、仲間を信じて、この空を駆け抜けていこう。 そう思った。 ―――――休暇日・午前 コンコン シャーリー「おーい俺ー」 俺「ん?」 ある日の休暇にて、部屋で本を読んでいた俺にシャーリーの声が届いた。 ドアを開いて、声の主に尋ねる。 俺「なんだ?」 シャーリー「あたしと宮藤で、街まで買い物に行こうと思ってたんだが・・・」 シャーリーの言葉が終わるのに合わせたように、宮藤がシャーリーの背後から飛び出てきた。 宮藤「俺さんも行きませんか?」 ・・・買い物か。 俺「行く」 買いたいものがあるしな。 シャーリー「即答だな」 宮藤「良かった!じゃあ、サーニャちゃんも呼びますね!」ダッ え? 俺が次の言葉を出そうとする暇すらなしに、宮藤が駆けていった。 タッタッタッタッ・・・ 俺「お、おいちょっと・・・」 焦る俺を見つつ、 シャーリー「くっくっく・・・」ニヤッ シャーリーがほくそ笑んだ。 俺「・・・」 いや、もちろん悪い気はしないんだけど。 ―――――――街・午前11時 到着・・・。 ・・・車に乗るってだけでこんなに疲れるなんて初めての経験かもしれない。 俺「シャーリー・・・」 シャーリー「ん?」 俺「お前いつか事故起こすぞ」 シャーリー「ハハハ、気をつけるさ」 気をつけてどうにかなるレベルじゃねえ。荒っぽすぎるだろ。 宮藤はなんかニッコニコしてやがる。『私慣れてますんで~』ってか?腹立つ。 ・・・まあ、シャーリーの荒っぽい運転、疲れはしたけど、 俺はどっかのアトラクションにでも乗ってる気分で嫌いではなかった。だが・・・ サーニャ「・・・」グッタリ 俺「お、おいサーニャ、平気か?」 サーニャ「・・・なんとか」 サーニャには少しばかり辛かったようだ。 運転中、俺にしがみつき、肩に寄りかかってきていた。 ・・・そのときの俺は、いい香りのするサーニャの髪を撫でていた。 でもガタガタうるさくて全然癒されなかった。 宮藤「じゃあ、お二人とも4時にはここまで戻ってきてくださいね」 シャーリー「私は宮藤と適当に買い物してくるから、お前たちも街をまわってこい」 俺「ぅい・・・」 サーニャ「了解です」 歩いていく二人の後姿を見届けてから、俺は車の中の時計を確認した。 今は午前11時。5時間か。充分すぎるな。 俺「んじゃ、サーニャ、行くか」 サーニャ「はい」 ―――――――― サーニャ「俺さん、なにか買いたいものあるんですか?」 俺「ああ」 サーニャ「何です?」 俺「本」 サーニャ「本?」 サーニャが意外そうな顔をする。 俺「ああ」 サーニャ「・・・なんでそんなものを?」 俺「サーニャと話しててわかるんだけど、俺はまだこの世界のことはよく知らないんだ」 サーニャ「・・・だから、本を?」 俺「ああ」 サーニャ「・・・あの、俺さん」 俺「ん?」 サーニャ「俺さんが知りたいことは、出来る限り私が教えてあげますよ?」 俺「・・・それはありがたいんだが、」 サーニャ「・・・ひょっとして、私との話、つまらないですか?」 あ゛? 俺「違う」 サーニャ「・・・そうですか?」 俺「つまんねーわけないだろ。そんな理由じゃない。 ・・・俺達は一緒に生活してるとはいえ、常に一緒にいるわけじゃない。特にサーニャは夜間哨戒があるからな」 サーニャ「・・・はい」 俺「他の奴らに聞く気にもなれないから、サーニャと話せないときは本でも読んで暇潰そうと思って買おうとしてるだけさ」 サーニャ「・・・そうですか」ニコッ ―――――― サーニャ「随分買いましたね」 俺「良さそうなの結構あったからな」 サーニャ「・・・読書、好きなんですか?」 俺「別に好きってわけじゃないけど」 サーニャ「・・・大丈夫なんですか?」 俺「何がだ」 サーニャ「結構文章量多そうですし・・・私だったら全部読む前に飽きちゃいそうです」 俺「興味あることだったらいくらでも読める」 サーニャ「・・・なるほど」 俺「興味なかったらこんなもん絶対買わねえ」 サーニャ「・・・ふふふっ」 俺「・・・」 サーニャ「・・・俺さん」 俺「ん?」 サーニャ「俺さん・・・この世界、好きですか?」 ・・・突然何言ってんだ。 俺「・・・ああ。・・・好きじゃなかったら興味なんて持たない」 サーニャ「俺さんは・・・本当に、この世界で生きていくんですか?」 俺「・・・わかりきったこと聞くな。もう決めたんだからな」 俺のその答えに、サーニャは嬉しそうに サーニャ「・・・はい!」 と言った。 ――――――――12時30分 二人で色々な店を見てまわっているうちに、いつのまにか正午を過ぎていた。 俺「昼飯にするか」 サーニャ「はい」 ロマーニャ・・・世界地図だとイタリア辺りだったよな。イタリアって言ったら・・・ 俺「スパゲッティかピザってところか?」 サーニャ「ですね」 俺「どっちがいい?」 サーニャ「俺さんが食べたいほうで」ニコッ 俺「あー・・・」 ――――――13時 スパゲッティ美味かった。トマトとチーズってホント合うな。 イタリア人・・・じゃなくてロマーニャ人は天才だな。 サーニャも食べ終えたみたいだ。さて・・・ 俺「サーニャ」 サーニャ「はい」 俺「お前は欲しいものないのか?」 サーニャ「私は・・・パジャマを買いたいなって思ったんですが・・・」 俺「んじゃ服屋か」 サーニャ「いえ、その・・・服屋さんはさっき見つけたんですが・・・」 ・・・が? 俺「どうしたんだ?」 サーニャ「・・・」スッ ある方向を指差すサーニャ。それに釣られてその方向を見ると・・・ ガヤガヤ サーニャ「人ごみ」 俺「だな・・・」 サーニャ「やめておきましょうか」 俺「なんでだよ?欲しいんだろ、パジャマ」 サーニャ「・・・はい」 俺「だったら、行こう。人ごみくらいどうってことないだろ」 何を心配してるんだろうか。 サーニャ「じゃあ・・・はぐれないように・・・」 なんだ、そんなことか。 俺「もしはぐれたらこのパスタ屋で・・・」 サーニャは待っててくれ、と言おうとしたのだが、 ギュッ 俺「!?///」 サーニャが、俺の手を握ってきた。 サーニャ「・・・はぐれないように、こうしておきましょう///」ポッ 俺「あ、ああ・・・///」カァ ――――――――街・15時50分 一通り街を周って買い物を済ませた俺達は、言われたとおりの時間までに車まで戻ってきた。 俺「ふぅ、結構歩いたな・・・」 サーニャ「疲れた・・・」 ・・・あ! 俺「・・・よく考えたらさ」 サーニャ「はい?」 俺「帰りもシャーリーの運転だよな・・・」 サーニャ「・・・あ」 ・・・ シャーリー「よおお前ら、楽しんできたか?」 噂をすれば、か。 俺「まあ、な」 シャーリー「おーそうか、良かった良かった。・・・お?」 俺「なんだよ?」 シャーリー「・・・気付いてないのか?」ニヤニヤ 俺「は?」 宮藤「・・・ねえ、サーニャちゃん」 サーニャ「なあに、芳佳ちゃん?」 宮藤「ずっと俺さんと手繋いでたの?」 言われて気付いた。そういえばそうだった。 俺・サーニャ「「あ・・・」」 気付いた瞬間、俺達は手を離した。 シャーリー「ほぉ~・・・」ニヤニヤ 俺「・・・んだよ!?///」 宮藤「・・・本当、仲良いですよねー」ニヤニヤ 俺「あぁっうるせえ黙れ、斬り殺すぞ!///」チャキッ 腰の刀を抜こうとした。 サーニャ「きゃっ」 宮藤「わわっ!?お、俺さん落ち着いて!」 シャーリー「お前今まで刀持ち歩いてたのか!?」 俺「持ってないとサーニャに何かあったとき守れないだろうが!」 サーニャ「お、俺さん・・・///」ポッ シャーリー「お、おお・・・」 宮藤「・・・ふ、ふふっ、あははははははははは!」 ・・・なんかとんでもないこと言っちまった気がするけど気にしない。 そのまま俺達は車に乗って基地に戻った。・・・シャーリーの運転はやっぱり荒っぽかった。 ―――――――――夜・俺の部屋 買ったばかりの本をめくりながら、俺は今日の出来事を振り返った。 シャーリーと宮藤についていって正解だった。目当てのものを買えたし、なにより、 ・・・サーニャと手を繋ぐことができた。 小さく、細く、柔らかく、暖かい感触だった。 あの時、俺はどんな顔をしていたっけ。照れくさくて顔を逸らしてしまったが・・・ 頬がゆるんでいた気がする。 サーニャは少し顔を赤くして微笑んでいたと思う。 とにかく、俺は幸せな気分だった。 ・・・サーニャも幸せに感じたならいいな、と思いながら、本を閉じた。 明日からはいつもどおりの毎日だ。ちょっと早いけど電気消してもう寝よう。 そう思った。 ―――――― エーリカ「にゃっほ~さ~にゃん」 サーニャ「ハルトマンさん・・・こんばんは」 エーリカ「うん、こんばんは。ところで、最近俺とはどうなの?」 サーニャ「え?///」 エーリカ「だ・か・らぁ、俺との関係だよ!進んだ?」 サーニャ「えーっと・・・今日、俺さんと買い物に行って・・・」 エーリカ「ほぉ」 サーニャ「そのときに・・・その、手を繋ぎました///」 エーリカ「おぉ~・・・で?」 サーニャ「で・・・って?」 エーリカ「それからは?」 サーニャ「え・・・特にありませんよ?」 エーリカ「えぇ~?つまんな~い」 サーニャ「・・・私は・・・」 エーリカ「ん?」 サーニャ「俺さんと手を繋ぐだけでも・・・幸せなんですが・・・」 エーリカ「ふ~ん・・・」 サーニャ「・・・」 エーリカ「さーにゃんさ、俺のこと、好きなんでしょ?」 サーニャ「・・・はい」 エーリカ「いつも一緒にいたいでしょ?」 サーニャ「はい。・・・でも、私は夜間哨戒がありますし、そんなに都合よく一緒になれるわけじゃ・・・」 エーリカ「そんなさーにゃんに、いい方法があるんだけどなぁ~・・・」 サーニャ「!・・・なんですか?」 エーリカ「簡単だよ。あのね、さーにゃん、・・・」 ・・・ ・・ ・ 異世界のウィッチ2・その2
https://w.atwiki.jp/zairin/pages/398.html
803 :名無し常連さん:2010/02/04(木) 22 15 59 ラクス「キラ、明日が何の日か覚えていますか?」 キラ「明日?う~ん節分は昨日だしバレンタインデーはまだ少し先だし一体何の日なんだろ?」 ラクス「・・・・・・・・・#」ピキッ キラ「うわっ、何を・・・」 ウボァー 【ヒロインの会、集会場】 ラクス「(;_;)」ヒックヒック ザイリン「一体何があったのだ?」 つばき「キラさんに自分の誕生日を忘れられて落ち込んでいるみたいです」 805 :名無し常連さん:2010/02/04(木) 23 20 33 803 【いんでぃくす☆】 キラ(フルボッコ)「殴られて思い出したけど、明日はラクスの誕生日だったよ」イテテ 僚「殴られる前に思い出したらどうですか…」 剣司「で。何か祝ってあげるんすか?」 キラ「…問題はそこだ。ラクスのここ最近を見る限りだと」 1 高価なプレゼントをあげ、感激したラクスに襲われアッー 2 何もしないで逆上したラクスに襲われアッー 3 適当な物をあげ、「不足分は体で支払って貰います♪」と襲われアッー 僚「…結局どれを選んでも襲われる事に変わりはないんですね」 剣司「まあ自業自得すよ。諦めて下さいね」 キラ「…そんな事を言って良いのかい?」ユラ~ 僚「ど、どういう意味ですか?」 キラ「君たちの彼女もツンデレ系。いずれ彼女たちもラクスの様になる可能性だって…」 僚「…………」 剣司「………」 (エロス溢れ出す妄想・自主規制) ブバーッ×2 祐未「遅れてすみませーん……って店内が血の海じゃない!?」 咲良「祐未先輩!!剣司と将陵先輩がナゾの大量出血を!!」 祐未「ええーっ!?」 キラ「若い彼らじゃ宛てにならなかったか…総士君の所にでも匿って貰おう」 806 :名無し常連さん:2010/02/05(金) 18 42 02 総士の部屋 総士「今日はまあまあの売り上げだったな……」 キラ「おかえりー。ご飯にする、お風呂にする?それともぼ(くの開発したゲームでも一緒にどう?) 」 総士(おもむろにどこかに電話をかけようとする) キラ「ちょ、待った。冗談、冗談だから!」 総士「人の部屋をあさってないでしょうね」 キラ「あさるも何も、何もない部屋じゃないか」 総士「よく見てください、ベッド(ry)」 キラ「へーそーなんだー(聞き流しつつ持ち込んだ缶コーヒーを飲む)」 総士「(一通り部屋の説明を終えて)ところでいったいどうして僕の部屋にいるんですか」 キラ「貞操の危機というかなんと言うか」 総士「まさか、ブレード(仮名)さん?」 部屋の戸締りを確認し、盗聴器等が仕掛けられていないか調べ始める総士 キラ(まあいいか。誤解させとけばかくまってくれそうだし) 807 :名無し常連さん:2010/02/05(金) 19 03 53 【いんでぃくす☆店内】 ラクス「あれからキラは現れません…ハァ」 ザイリン「イスペイル、空気が重いぞ」 ジョシュア「イスペイルさん、空気が痛いです」 ノーザ「おいイスペイル、客が逃げるぞ」 翔子「売上が悪くなりますねフヒー」 僚「あ、イスペイルさんラクスさん以外の客が帰りました」 祐美「あと相手をしていた咲良と剣司が限界です」 カロッサ「メリッサが倒れそうだぞ」 メリッサ「だ、大丈夫…」 サスページ「ルゥに悪影響なのでルゥを帰しました」 ステラ「イスペイル、何とかしたら?」 イスペイル様「だぁぁぁ!!私になんでも頼むな!!」 ザイリン「しかしあのままでは店に悪影響だな」 イスペイル様「わかった、キラを探そうじゃないか…」 ルイス様「という訳でみんな協力してね」 イスペ兵S「あ、みんな今日は非番なんで出かけましたよ」 ルイス様「…じゃ、じゃあ」 イスペ兵S「僕もこれから忙しいので失礼します」 ルイス様「………」 808 :名無し常連さん:2010/02/05(金) 19 53 05 ルイス様「はぁ、皆して酷いなぁ…いいもん。こうなったら私一人でも探すから」 ルイス様「って町に出たのはいいけど、何処に行けばいいのかなぁ…」キョロキョロ ミストさん「あれ?あそこにいるのって、ひょっとしてルイスさんじゃないか?」 シェルディア「本当だー、こんなとこでどうしたんだろ。」 ヴィル「…私が話を聞いてきてやる。ちょっと待ってろ。」 シェルディア「え!あの傲慢なヴィルが!?これは明日大地震が来るかもね。」 ヴィル「…死ね」ドゴォッ ミストさん「何で俺がぐふぉぁ!?」 ルイス様「誰かに聞こうかな…でもなぁ」 ヴィル「どうした母よ。スーツも着ずにこんなところにいて。迷子か。」 ルイス様「きゃぁ!ヴィル!?…び、びっくりしたぁ。 …あ、スーツ着るの忘れて出ちゃった…」 ヴィル「…私は母の視界に入らないほどの存在だということか?」 ルイス様「ち、違うの。ちょっと困ってて考え事していたから…」 ヴィル「まぁいい。で、どうしたのだ?」 ルイス様「実はかくかくしかじかで…」 シェルディア「なるほどね~キラさんが行方不明になったから探してたんだ。」 ミストさん「そういうことなら任せてください! 人探しは防衛隊時代の任務で慣れています!」 ルイス様「そ、そう?じゃあお願いしようかな…」 シェルディア「僕も手伝うよ。どうせ暇だしね。」 ヴィル「私は知らん。勝手に探していろ。」 シェルディア「ちょっとヴィル、そういう言い方は無いでしょ!?」 ミストさん「全く、見た目は同じなのに、どうしてこうも違うんだか。 少しはルイスさんのお淑やかさや健気さを見習って欲しいもんだよ。」 ヴィル「ッ…死ねっ!」ドコォ ミストさん「よもぎっ!」 ヴィル「…気が変わった。私も一緒に探してやる。 そして、私がはは…ルイスよりも優れているところを見せてやる。」 ルイス様「そ、そう?ありがとうね…」 シェルディア「ちょっとミストになんてことするのよ!」 ヴィル「安心しろ、ミネウチだ。」 シェルディア「じゃあ大丈夫だね。」 ルイス様「大丈夫なのかな…(色んな意味で)」 809 :名無し常連さん:2010/02/05(金) 20 10 29 ミスト「とはいえ俺、人探し苦手なんだよなぁ~」 ゴオ「あれ?何やってるんだ?」 杏奈「ミストさん、何してるの?」 ミスト「あ、いえちょっと人探しを…あ、キラ君見ませんでした?」 ゴオ「いや、見てないな」 杏奈「アスランさんにでも聞いたら?」 ミスト「そうですね、ありがとうございました」ピューン シェルディア「とりあえずインディクスモールに来たけど…」 ガリス「キラ君?彼は今日は休みだぞ」 カルメン「あ、今日は別の用事があるから休業よ」 ハイネ「キラは知らないな。アスランにでも聞けよ」 シェルディア「ありがとう」ピューン ヴィル「魔法の力だと…ここか」ピンポーン 総士「はい、ってルイスさん…?」 ヴィル「キラ・ヤマトはいるか?」 総士「え、ええ」 ヴィル「失礼する」グイッ 総士「ちょ、ちょっと!?」 キラ「あれ?ルイス…いやヴィルちゃんだね」 ヴィル「何故私のことを知っている?」 キラ「ピュリアから聞いたんだ。で、何か用?」 ヴィル「ルイスより先にキラ・ヤマトを探していただけだ」 キラ「ルイスちゃんから…」ピキーン! 『イスペイルさん…まさかラクスか!?』 キラ「ヴィルちゃん、ごめん!」シュ! ヴィル「な、何を…ウッ!」バタッ 総士「キラさん、いくらなんでもそこまでしますか…」 キラ「(ラクスから逃げる)覚悟はある。僕は(ラクスの使者と)戦う」 総士「は、はぁ」 キラ「とりあえずヴィルちゃんの看病はよろしく。あとゲームはあげる」ピューン 総士「行っちゃったか…とりあえず先生に電話するか」 810 :名無し常連さん:2010/02/05(金) 21 50 11 【総士の部屋】 総士「…しかし」 チラッ ヴィル「…うーん」ゴロン 総士「気絶した、それも見知らぬ少女が部屋にいるというのは…ひょっとしてマズい状況では」 ガチャリ 乙姫「総士、一騎が遊びに来たy」 果林「ちょっと乙姫ちゃん、いくらなんでもノック位しないt」 一騎「総士、ハイネさんのカラオケ屋に行k」 総士「あ」 部屋に年下の少女 少女は気絶している 基本的に遊び道具もない部屋で二人きり 一騎&乙姫Σ(゜Д゜;)Σ(゜Д゜;)ガーンガーン 果林「総士君…いくらなんでも犯罪だよ…」ジトー 総士「勘違いするなぁぁ!!!」 ヴィル「うにゅ…騒がしい奴らだな」ムクリ (事情説明後) ヴィル「…まあそんな訳で手込めにされかけてな」 総士「嘘をつくなぁぁ!気絶した君を寝かせてただけじゃないかぁ!!」 果林「まあ…総士君にそんな事が出来るとも思えないし」 乙姫「出来る位なら今の総士の悩みは半分以上解決するもんね」 一騎「…よく分からないけど総士がそんな事するわけないか」 総士「フォローされてるのに、貶されている気がひしひしとするorz」 ヴィル「冗談はともかくあのキラとかいう男には仕返しをしないと」 一騎「変態スパコーのキラさんか。捕まえるのは難しいな」 果林「どこへ行ったのかしら…」 1.ノーザマント内 2.屋根裏 3.ザイリンの部屋 4.その他 811 :名無し常連さん:2010/02/05(金) 23 30 14 810 4 異世界へ逃亡 【ダイモンの居所】 キラ「助かります。確かにこの世界ならラクスから逃れられます」 ダイモン「気にするなぁ~」 一時間後 僚「すみません、こちらにキラさん来ませんでしたか?」 ダイモン「来おったぞぉ~。ただし、選ばれた者にしか行けぬ異世界に行きおったがなぁ~」 ザイリン「どの用な異世界なのだ?」 ダイモン「戦○B○S○R○の世界だぁ~。まああそこならそんじょそこらの者が関わるのは不可能だからな ぁ~」 ラクス「なら私をその異世界へ連れていって貰えませんでしょうか?」 ダイモン「すまぬがお前はその世界へ行く事が出来ぬ。あの世界にはこの世界の者でもごく一部の人間し か行けぬのだぁ~」 祐未「戦国○A○A○Aの世界・・・。私なら問題無いはずですよね」 ダイモン「うむ、お主なら問題はないが流石に1人ではぁ~・・・おい、そこの禿げ!!お前もキラ連れ戻しに協 力せい」 アスラン「(また禿げ言われたorz)あ、ああ・・・」 ダイモン「さて、あと1人、誰を連れていこうか・・・・・・」 812 :名無し常連さん:2010/02/06(土) 03 34 10 総士「で、ヴィルちゃんはどっか行っちゃいましたよ」 ルイス様「そう…なら追い掛けなきゃ。ありがとう」スタタ 一騎「行っちゃったか。さて遊びに行こうぜ」 乙姫「総士の誤解も解けたしね」 果林「さ、行きましょうか」 総士「わ、わかったから引っ張るな…ちょ、こける…」 アスラン「ん、キラは見てないな…カガリは見たか?」 カガリ「いや、見てないな」 ミスト「そうですか…ありがとうございました」 シェルディア「ありがとうございました」 ミスト「困ったな…結局見つからない」 シェルディア「とりあえずルイスちゃんに報告しよう」 ミスト「ああ」 814 :名無し常連さん:2010/02/06(土) 09 30 21 811 ガリス「私なら戦国最強の巨大ロボが動かせると聞いてね!」ワクワク 剣「俺もだ。戦国知識を蓄えれば歴女な幼女にアピールもできる」 ワクワク 祐未「だ、大丈夫かしらね」 ダイモン「では…うわわ、ラクス何をするぅ~」 ラクス「やはり私も連れてお行きなさい!このラクス、待っているだけの女じゃありません!」フガー ダイモン「ぬ、ぬわわわ~!あ、頭揺すらないでくれぇい!」 祐未「大荒れですね…とうとう誕生日当日になっちゃったから無理ないけど」 剣「…ローザを思い出したぞ…あれじゃキラだって逃亡したくもなる」 ガリス「ルルとはまた違う黒さというか…鬼気迫る恐さがあるな」 祐未「ええ、あの迫力はまさに鬼嫁…」 ラクス「あらあら♪聞こえてますわよ♪」 溝口「で、キラに続いてガリスさんまで行っちまって。今日は店仕舞いさ」 ヴィル「なるほど、ダイモンが噛んでいたか」 ミスト「フィギュア屋についたぞ!」 ルイス様「あ、ヴィルだ!ようやく見つけたよ!」 ヴィル「お前たちか。話は聞いてたな?」 ルイス様「うん、ダイモンを締め上げればいいんでしょ」 シェルディア「じゃ今すぐスイカ野郎をとっちめに行こー!」 815 :名無し常連さん:2010/02/06(土) 09 35 25 ミスト「ダイモンの住処に着いたぞ!…ガリスさんたちが倒れてる?」 ラクス「わかってるんです、こんな事をしてもキラは帰って来ない…」 ルイス様「ラクスさんの仕業ですか!」 シェルディア「何かヤンデレモード発動しちゃってんね」 ヴィル「ダイモンよ、私もキラ・ヤマトに用がある。連れ戻せ」 ダイモン(ズタボロ)「う、うむ……どうやらキラの方から帰って来るようだぞ」 キラ(ボロボロ)「せ、戦国乱世は…聞くのと行くのとじゃ大違い…だ…」 ラクス「お帰りなさい、キラ」ニコー ヴィル「先程はよくもやってくれたな」ニヤリ キラ「ごめんなさい!武士たるもの仕置きは甘んじて受ける!」キラッ ルイス様「武士じゃないでしょうに」 ミスト「でもラクスさん、ヴィル、キラさんを凹っても根本的な解決には…」 キラ「良いんだよ、元々悪いのは僕なんだし…痛いのは一回で済ませたいし」 ラクス「…止めましたわ。キラ、私が聞きたかったのはお詫びの言葉じゃありません」サッ キラ「え?」 ヴィル「行ったか。なら私が代わりにボコボコにしてやる」ベキャ キラ「お、親方様ぁー!?」 ミスト「何でラクスさんは怒らなかったんだろうね」 ルイス様「ラクスさんはただ『誕生日おめでとう』って言って欲しかったんです、きっと」 シェルディア「流石ミスト。君とボク等にこんなに意識の差があるとは思わなかったね」 ミスト「俺の台詞取らないでくれよ…」 キラ「ラ…ラクス…」ガクリ 817 :名無し常連さん:2010/02/06(土) 10 07 29 815続き・締め 【いんでぃくす☆】 ジョシュア「それでヴィルさんもデコピン一回で許したんですか?」 ヴィル「は…ルイスに諭されたからな。軽いお仕置きで許してやることにしただけだ」フンッ キラ(頭に包帯)「…まさかデコピン一発でオデコから大出血するとは思わなかったけどさ」 ルイス様「キラさんも反省して、ラクスさんにプレゼントを贈る事にしたそうですから」 ジョシュア「じゃあケーキでも作ったらどうでしょう?キラさんの手作りならラクスさんも機嫌良くな りますよ」 (ケーキ作成中) キラ「いや…意外にこれは難しいね」 ジョシュア「デコレーションのマジパン人形は僕が作りますから。ケーキにクリームを」チョチョイ ヴィル「…ぬう、気持ち悪い位にリアルだ。さすがいんでぃくす☆、変態の巣窟だな」 ルイス様「ヴィルちゃん…悲しくなるからそれは言わないでよ」 【キラの部屋】 カチャ… キラ「ラクス?出掛けてるのかい?」 ラクス「……zZZ」 キラ「寝てるのか。…涙ってことは泣きつかれて寝ちゃったのか」 キョロキョロ キラ「監視カメラもないし誰も覗いてないよな…………」 チュッ キラ「…ごめんね。好きなのに素直に言えなくてさ。君が起きたらちゃんと言うからね…」 ラクス(目を醒ました)「………(///」 【翌日・キャプテン工作員】 ガリス(電話中)「そうか。じゃあ今日はお大事に」ガチャ 溝口「キラ君かな?」 ガリス「ああ。今日は極度の疲労と腰痛で休むそうだ」ニヤニヤ 溝口「ふ。若いというのは羨ましい」ニヨニヨ キラ『僕…キラ・ヤマトが元の体調に戻ったのが三日後。どれだけ搾られたか分かって貰えるかな…』 ガクリ 818 :名無し常連さん:2010/02/06(土) 12 33 13 里奈「キラさんへ。マッサージを受けに来るときはザイリン酸(赤)を飲んできてくださいねー。男の 人の体を揉んでも楽しくないので」 芹「あんたの趣味全開にしなくていいから」 最近芹ちゃんが暴力キャラになっててちょっと里奈ちゃんが不憫
https://w.atwiki.jp/goronka/pages/1086.html
【作品名】チョコボレーシング~幻界へのロード~ 【ジャンル】レースゲーム 【先鋒】ベヒーモス 【次鋒】デブチョコボ 【中堅】ゴブリン 【副将】モーグリ 【大将】チョコボ 【先鋒~大将の共通設定】 【攻撃力】時速140km(ダッシュ使用時は時速200km)での体当たり ブリザガ:自分と同じぐらいの大きさの相手が全身凍りつくような冷気で攻撃する魔法。 任意発動、主観ではほぼタイムラグなし 射程数100mで、自分と同程度の速さの相手なら発動と同時に必中。ただし一発限り。 【防御力】時速200kmぐらいで思いっきり壁にぶつかっても平気。 1/10ぐらいの大きさになったとき小型戦車に轢かれても潰れて1~2秒動けなくなるだけで、すぐ戻って走り続けられる。 自分と同じぐらいの大きさの火の玉や、ブリザガ、自分をふっ飛ばす威力の雷を受けてクラッシュしても その後何の問題もなく走行可能。 【素早さ】通常時、最高時速140km/hぐらい。 ダッシュ:50mぐらいの距離を時速200kmぐらいで走れる。一度使うと再使用までに20秒ほどかかる。 時速200kmぐらいで走っていても、10mほど先の障害物に余裕で対応できる反応。 【名前】ベヒーモス 【属性】亜人 【大きさ】成人男性より少し大きいぐらいの大きさ 【名前】デブチョコボ 【属性】鳥 【大きさ】成人男性より少し大きいぐらいの大きさの鳥並み 【名前】ゴブリン 【属性】亜人 【大きさ】成人男性より少し小さいぐらい 【名前】モーグリ 【属性】亜人 【大きさ】成人男性より少し小さいぐらい 【名前】チョコボ 【属性】鳥 【大きさ】成人男性より少し小さいぐらいの大きさの鳥並み 参戦 vol.81 332 287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/02(土) 10 57 44 ID JZk/mCrj チョコボレーシング ~幻界へのロード~考察 戦車に轢かれても平気、凍らせることから乗用車あたりなら倒せることが可能。大型車は分けとなる。 その法則でいくと、勝ち、分けを繰り返し銀盤カレイドスコープまではいける。 しかし、銀盤カレイドスコープでは拳銃と飛行機で負けてしまう。その後は負けと分けの繰り返しなためここが限界。 前の2グループには分けと勝ちなため 銀盤>チョコボ>ノバ=まさし 電車でバトル 線路からスタートとして大きさ的に相手が一回で倒せるかどうかとする。倒せなかったら逃亡とみなし負けとなる。 トラックは実際に突っ込んだら壊れてしまうため勝てる。飛行可能は負け扱いとする。 その結果、全力ウサギで敗北。それ以上は無理。 全力ウサギ>電車でバトル>ムダヅモ無き改革 ランニング・ハイ 超ダッシュ可能で熊ぐらいならおさえられないだろうし衝突で勝てる。 車よりは下なのではじめの一歩には負け。物理無効やトラックを押さえられるのがいる地獄少女にも敗北。 ぼのぼのには物理攻撃可能なので勝てる。 地獄少女=はじめの一歩>ランニング・ハイ>ぼのぼの 爆走マウンテンバイカーズ 車よりは上。THE 逃走ハイウェイの車たちには速さで負ける。天球儀は引き分け。サザエさんには勝てるため 逃走=天球儀>爆走>サザエ ザ・トライアスロン 超高速突撃で恐竜を貫ける。飛行可能なので飛行機も倒せる。爆弾にはおそらく突撃した瞬間に当たって自爆するのが落ちなので無理。 そのため、ウサビッチは倒せない。物理攻撃不可能なBJも倒せない。 虫程度なら速さ的に巨大でも貫けるのでかまいたちの夜2には勝てる。 ウサビッチ=BJ>アスロン>かまいたち vol.99 627 :格無しさん:2011/03/18(金) 12 26 24.47 ID 9U/X2NjJ チョコボレーシング ?幻界へのロード?再考察 摩訶摩訶戦 全勝 【先鋒以降】200kmの素早さでものに反応できるので反応はこちらが先か。ブリザガ勝ち Fate stay night(アニメ版)戦 全勝 【先鋒以降】素早さで上回っている。マスターに先制ブリザガ勝ち ILLBLEED戦 全勝 【先鋒以降】先制ブリザガ勝ち 元祖西遊記スーパーモンキー大冒険戦 2勝3分 【先鋒】【次鋒】ブリザガ勝ち 【中堅】【副将】倒せない倒されない 【大将】倒せない。火は威力が低いので分け LEFT 4 DEAD戦 全勝 【先鋒以降】凍結勝ち TO THE CASTLE戦 1勝4敗 【先鋒】成人男性の数倍なのでブリザガでは倒せないが突撃で倒せるか。勝ち 【次鋒】臭い負け 【中堅以降】倒せない。火炎負け もっともあぶない刑事戦 1勝3敗1分 【先鋒】速いので倒せない。手瑠弾負け 【次鋒】拳銃程度では倒されない。分け 【中堅】ブリザガ勝ち 【副将】【大将】手瑠弾負け Harry Potter シリーズ戦 2勝2敗1分 【先鋒】ブリザガ勝ち 【次鋒】硬さ勝ち 【中堅】炎負け 【副将】石化負け 【大将】人外なので効かない。分け 悪魔城ドラキュラ戦 4勝1分 【先鋒】【次鋒】ブリザガ勝ち 【中堅】素早さがない。おそらくブリザガ勝ち 【副将】倒せない倒されない 【大将】大きさが書いてない。多分時間停止されても倒されないのでブリザガ勝ち 攻殻機動隊S.A.C.シリーズ(アニメ)戦 3勝2敗 【先鋒】【次鋒】【中堅】凍結勝ち 【副将】マシンガン反応なのでグレネード負け 【大将】魚雷などで負け 628 :格無しさん:2011/03/18(金) 12 38 36.70 ID 9U/X2NjJ スクウェアのトムソーヤ戦 全勝 【先鋒以降】ブリザガ勝ち Conker s Bad Fur Day戦 全敗 【先鋒】大きいので倒せない。引きずりこまれ負け 【次鋒】倒せない。ボイラー負け 【中堅】【副将】倒せない。ミサイル負け 【大将】倒せない。戦車砲やられまくったら不利か 蝿の王 (田中啓文)戦 2勝3敗 【先鋒】【次鋒】ブリザガ勝ち 【中堅】撃たれまくりで不利。負け 【副将】戦闘機負け 【大将】突撃負け Jaws Unleashed戦 4敗1分 【先鋒】倒せない倒されない 【次鋒】倒せない。回転攻撃食らいまくり負け 【中堅】コークスクリューや噛みつきで負け 【副将】食われ負け 【大将】ロケットランチャー負け ソニックブラストマン戦 1勝3敗1分 【先鋒】ブリザガ勝ち 【次鋒】ブリザガでは倒せないが倒されない 【中堅】【副将】倒せない。多分潰され負け 【大将】パンチ負け この結果 Conker's Bad Fur Day>チョコボレーシング ?幻界へのロード?>スクウェアのトムソーヤ
https://w.atwiki.jp/asuta9876/pages/21.html
【名前】 異世界のんびり農家 【読み方】 いせかいのんびりのうか 【詳細】 内藤騎之介原作の『なろう系小説』。 ブラック企業で社畜として過労死した主人公が異世界転生。 異世界でのんびりライフを始める。だが、主人公は知らなかったその地が不毛の地といわれる普通では生活できない恐ろしい場所だということを。 そんな場所を開墾した主人公の日常を綴る。
https://w.atwiki.jp/touhoumtg/pages/196.html
幻想の法の巫女/Fantasy Law Miko 幻想の法の巫女/Fantasy Law Miko(1)(W) クリーチャー - 人間・巫女 プロテクション(赤) 弾幕1 1/1 参考 紅魔郷-アンコモン
https://w.atwiki.jp/isekaikouryu/pages/1502.html
異世界の 【 作物(非樹獣) 】 について オルニト白豆 砂地では育ちが極端に悪くなるが、土であれば手入れの悪い雑草地でも育つ多実立草類。 背丈1メトルほどまで伸びると、5~10サンチの茎先端を覆う様に白い実が成る。 何故か花は咲かずに育ちきる頃に実が弾け、白い綿種を風に乗せて拡散させる。 一年に二度の収穫が可能であり水だけでも育つが、しっかりと栄養を与えた土であればあるほど その実の大きさや甘い味の濃さに繋がってくる。 無造作に種を撒いても広範に広がる根が自然に生え育つ密度を調整し、無数密集せず余分な茎は枯れていく。 特に耕作に疎い鳥人でも作ることができるのと、降雨量が多くても立ち腐らないことから広くオルニトの地上で作られている。 収穫後に種のために残されたものが綿種を空に舞い上がらせるのが流れる雲の様にも見えるという。 価格:◎ / 栽培難度:◎ / 甘味:○ / 収穫量:△ 雪おこし ドニー・ドニー群島の草原あるところには必ずと言って良い程に見かける背低花草。 地中1~2メトルの範囲で根を張り巡らせるのは、冬が長く厳しいドニーでも凍り腐らない様にするためか。 地表付近の根先に実を膨らませ、雪を押し退ける様にして青、黄、橙の花を咲かせる。 ぷっくり丸く育った実は直径10~15サンチ程になり花の下に埋まっている。 育てるのに特にこれといった手間はかからないが、鳥や獣が育ちきらない実を掘り起こさない様に見張る必要がある。 根が埋まっている範囲に油粕を撒いておくと実が大きく育つため、魚類脂の粕を撒くのが定番である。 収穫は一年に三度、緩冬、早冬、厳冬の明ける頃に花を咲かせる。 実は花の色によって多少味が異なり、青は酸っぱく黄は苦く橙は辛い。 肉や魚とまとめて煮ると、灰汁が絶妙な苦さになるので、それを常温でおいて固まったものが酒の肴でよく食べられている。 価格:○ / 栽培難度:○ / 調理難度:○ / 収穫量:○ ジャガイモ ゲート解放後に西方イストモスにて大々的に作られる様になった地根菜。 多少荒れた土地でも育つため、畑を作ってしまえば広い範囲でも必要最低限の手入れで済む。 見た目も何もかもが地球のジャガイモと同じであり、ゲート解放後に渡界してきた人間が紹介し広めたというのが始まりとされているが、 実はそれ以前にも山間部や森林地帯に住む獣人達の間で小規模であるが作られていたという事も明らかになっている。 狗人の間では“麦帽子の岩実”とも呼ばれており、過去不作凶作で飢餓に苦しんでいたところに 麦藁帽子を被った不思議な様相の者が現れ、手に持ったそれを狗人と共に育て実らせたという。 “よく育つが、育て過ぎては土地を痩せさせる”という教えを守り、年に三度の収穫の後に土地を休ませるのが暗黙の了解になっている。 貴族の間ではまだ多く広まってはいないが、広く多く実らせるためにケンタウロス族と獣人とが共に協力し 畑作りから収穫までを行うのが一つの形、一つの理解の場になっている。 遊牧が常である東方イストモスでは、狭い遊牧路の氏族などが作るのに挑戦している。 価格:◎ / 栽培難度:◎ / 保存難度:△ / 収穫量:◎ 異世界で作られている食されている作物は?と考えてみました 異世界風の作物もあれば昔に地球から伝わったのもあるというのは面白い -- (としあき) 2013-07-26 21 14 59 異世界だからと言って作物も適当自然任せではなく研鑽と試行を繰り返して成果を得ているのだと思いました。片や自然の恵みとして生えるそのままを扱うこともあるのだなとも -- (名無しさん) 2016-11-27 16 32 47 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/1050.html
異世界のウィッチ3・その5 ルッキ「・・・俺。どーするの?」 俺「・・・俺は・・・」 ・・・女さんを、助けたい。何を犠牲にしてでも・・・ 女「・・・あなた達は既にご存知とは思いますが・・・この地にいる、ネウロイ、でしたっけ? その生き物の力が弱まってきているのでしょう?」 ミーナ「・・・ええ」 女「あなた達にとってはチャンスなのでしょうが、この機を逃す手はないというのは私も同じです」 シャーリー「・・・?」 女「俺さん。あなた以外にも、私達の世界から女の子がこの世界に連れてこられたそうですね」 俺「・・・」 エーリカ「・・・あの子は、ネウロイに召喚されて・・・私達と戦わせられたんだ」 女「・・・俺さん。あなたは、その女の子と魔力を使って会話したでしょう」 ・・・こんな風に ・・・ああ 女「不思議に思いませんでしたか?」 俺「え?」 女「ネウロイの力に支配されたはずの女の子が、ずっと人間としての意思を、理性を保っていたことを」 ・・・そういえば、ネウロイの力に支配された戦闘機械(ウォーロック)は、暴走したんだっけ・・・ 俺「・・・なんで、あの子は理性を保ってたのか・・・?」 女「理由はわかりませんが、我々はネウロイに取り込まれても支配されずに自分の意思を持てるようですね」 ・・・俺たちは、ネウロイと同じ怪異だからか? さあ?どうでしょうね ・・・ 俺「・・・」 シャーリー「・・・それが、どうしたっていうんだ?」 女「つまり、私が逆にネウロイを支配できる可能性がある、ということです」 『・・・!』 俺「・・・それと、二つの世界を繋ぐことがどう関わるんだ」 女「繋ぐ、というのは正しい表現ではないと思います。正しくは『二つの世界を一つにする』です」 サーニャ「・・・一つに・・・?」 俺「どういうことだ」 女「この世界を破壊するということです」 『!?』 俺「・・・」 女「私を縛る鎖の根元であるこの世界を破壊すれば、私達を・・・異世界の人間を縛るものはなくなります。 だから、きっと帰れるはずです。あなたも一緒にね」 俺「・・・」 俺も一緒に・・・ 女「ネウロイの力が弱まっている今であれば、異世界の魔力によってコアを乗っ取り、 意のままに操ることができるでしょう。そして、あらゆる物を破壊し、あらゆる攻撃を跳ね返す無敵の軍を作り上げることができます。 それがあれば、容易いことです」 シャーリー「ちょ、ちょっと・・・その、待ってくれ!」 女「なんでしょう?」 シャーリー「今、なんて言った!?」 女「この世界を破壊します」 エイラ「・・・そんなとんでもないこと、簡単そうに言わないでクレヨ!世界の破壊!?私達はどうなるンダよ!?」 女「死にますね」 『!!』 エイラ「・・・だから!」 女「いくら罵倒していただいても構いません。なんと言われようと、 元の世界へ帰還するためならばそれも受け入れます。貴女たちにとってはこの世界が全てなのでしょうから、 そういう反応をすることも納得できますし、気の毒にも思います。ですが、 私にとっては、向こうの世界こそが全てなのです。ゆえに、この世界のことなどどうでもいいことです」 『・・・』 女「貴女たちにはこの気持ちをわかっていただけなくても結構です。と言うより、わかるとは思えません。 しかし、俺さんになら、わかっていただけると私は思っています」 サーニャ「・・・俺さん」 俺「・・・」 女「さあ、あなたの持つその刀を、私の手に」スッ 俺「・・・え?」 女「私は不完全な力しか持っていませんが、あなたの魔力を込めた刀を手渡していただければ、 私の魔力に欠けている部分を補うことができ、疑似的にですが私は完全な力を手にすることができます。 不完全な力では、ネウロイを支配するのには心もとないですし、 ・・・弱まっているとはいえ、ネウロイは随分とあなた達を苦しめてきたようですからね。逆に私の身が破滅してしまうかもしれませんから」 俺「・・・」 リーネ「俺さん!?」 ペリーヌ「お、お待ちくださいまし!今ここで結論を出すのですか!?」 女「最終作戦が迫ってきているのでしょう?」 『!』 ミーナ「・・・どうして、そのことを」 女「俺さんの記憶を読ませていただきました。・・・その作戦を発動されては、困りますからね。 結論は、今でなくてはなりません。・・・今しかないのです」 俺「・・・」 ・・・俺にはわかる。痛いほどに。目の前の女性の気持ちが、わかる。異世界の魔力の影響だけじゃない。 ・・・俺も同じ苦しみを、絶望を経験したのだから。どれほど辛いものなのか、俺にはわかる。 それに、・・・女さんには・・・ ・・・ だから、助けたい。目の前の女性を。 ・・・でも・・・俺は、どうすればいいんだろう? この選択次第では、俺の名が後世に刻まれるかもしれないんだ。 ただし、英雄としてではない。人類を破滅の渕に追いやった裏切り者として・・・ だけど、それは人類が生存していればの話だ。世界が破壊されてしまえば、歴史なんてそこで途切れてしまう。 ・・・それに、今の俺にとっては、この世界はそれほど守りたいものでもなくなっている。 この世界が滅びれば、俺の世界の人がこの世界の勝手な事情で運命を弄ばれることもなくなる。 そして、女さんを救えるのは俺しかいない。それに、・・・女さんを助けて世界が滅びても、俺だけは助かる。 向こうの世界で平穏に・・・平和に生きることができる。・・・ならば。 答えは、 一つだ。 ・・・ 『俺さん』 ・・・ ・・・すまない、サーニャ、みんな・・・俺は・・・ ピョコンッ ゲルト「まさか」 異世界の人間として・・・ フオォォオォォン エーリカ「俺!」 ・・・女さんを、救わなくちゃならない・・・ 俺「・・・」 スッ 俺は、紫色の光を宿した扶桑刀を、鞘ごと、女さんに手渡した。 サーニャ「・・・!」 エイラ「なッ・・・」 宮藤「あ・・・」 シャーリー「・・・っ!?」 俺「・・・」 ピョコンッ ・・・犬耳の生えた女さんの身体を、少し青色が混じった紫色の光が包むのを見た。 女「ありがとうございます、俺さん」 俺「・・・」 女「本当にありがとう。・・・五日後に、また会いましょう。 そして、私と共に元の世界へ帰還しましょう」スッ そう言って、女さんは消えた。 シャーリー「えっ・・・?」 坂本「・・・消えた・・・」 ・・・転移シールドの応用ってところか。 ルッキ「俺・・・どうして?」 俺「・・・」 ルッキ「ねえ・・・どうして」 俺「お前たちには、わからないさ」 リーネ「・・・そんなこと」 ・・・俺の中に、この世界に来てからまだ間もない頃の感情が蘇ってきた。 俺「ないとでも言うつもりか!?」 リーネ「っ!?」ビクッ 俺「ふざけるな、お前達にわかるわけないだろ!そうさ、女さんの言った通りだよ! お前たちには、俺たち異界の人間の気持ちなんて、これっぽっちもわかりはしないさ! わけもわからずに見知らぬ世界に呼び出されて、 それで自分達の望む力があるはずだから経験が無かったとしても命を賭けて戦えって、 それが嫌なら見知らぬ土地で勝手に野垂れ死ねって迫られたんだぞ! それがどれほど不安だったか、怖かったのか、わかるのか!?」 ミーナ「・・・」 ・・・ エイラ「・・・やっていいことと悪いことの分別くらいつけろヨ!」 俺「そう言うだろうと思ったよ・・・ お前達はこう言いたいんだろう!?たった2人の勝手でこの世界を滅ぼすようなことをするなって! けどな、だったらあの人は、俺はどうすればいい!? 女さんに、どうしようもない不安と憤りを感じながら、この世界で一人で生きていけっていうのか!? 俺に、女さんを見捨てろっていうのか!?」 エイラ「・・・う・・・」 俺「絶望の中で過ごさなきゃならない日々がどれほど辛いものなのか、俺にしかわからないことなんだからな!」 ミーナ「・・・」 坂本「・・・だから、女さんに協力したのか」 俺「そうさ!」 坂本「そうか」 ・・・ 坂本「お前がそう思うのなら、仕方あるまいな」 俺「え・・・」 ・・・ 坂本「・・・さてと、試合をするんだったな。俺。予備の刀はまだある。取って来い」 ・・・ 俺「・・・遠慮する」 坂本「何故だ?」 俺「気分じゃない」 坂本「そうか・・・ならば、今日はやめておくか」 俺「・・・」 坂本「ほら、宮藤、リーネ、ペリーヌ、お前達は射撃訓練だ。行くぞ」スタスタ 宮藤「・・・坂本さん?」 リーネ「は、はい・・・」テクテク ペリーヌ「しょ、少佐!お待ちください!」タッタッタッタッ ・・・ 俺「・・・」 ゲルト「・・・俺、話がある。私とハルトマンの部屋へ来い」 俺「断る」 ゲルト「ほう?何故だ?」 俺「気分じゃない」 ゲルト「・・・これは上官命令だ。私達の部屋へ来い」 俺「断る」 ゲルト「上官命令だぞ」 俺「知ったことじゃない」 ゲルト「・・・貴様!」グッ ガシッ ゲルト「・・・!?」 シャーリー「よせよ、バルクホルン」 ゲルト「リベリアン・・・お前は!」 ミーナ「・・・俺軍曹」 俺「なんだよ」 ミーナ「あなたは今日一日、自由行動とします」 俺「・・・」 ゲルト「ミーナ!?」 ・・・部屋に戻るか。 スタスタ サーニャ「・・・俺さん」 俺「・・・っ」 スタスタ 「・・・ひねくれてた俺に逆戻り、か」 風に乗って、ハルトマンの声が俺の耳に届いた。 俺「・・・」 ・・・ ・・ ・ 異世界のウィッチ3・その7
https://w.atwiki.jp/bokumaka/pages/896.html
ここを編集 魔王の攻略推奨レベル:Lv.??以上(ユニット??体/アイテム?個) 平均攻略時間:2m 戦闘数1回 全てに先制可能な素早さ:DEX3000以下 ※マップ特性として、全てのドーピングアイテムが効果を発揮しなくなる。 ボス20体との戦闘1回のみで約2分で帰還する。羅針盤は不要。 人間界への門と違い征服王ティムティムが出現せず、代わりにデューク・ゴブリン系列3種が15体追加されている。 敵数こそ増えているがいずれも非常に弱いため何ら問題は無いだろう。 ボス戦 デューク・ゴブリン x5 デューク・ゴブリンウィザード x5 デューク・ゴブリンセイント x5 ティムティム・ガーディアン
https://w.atwiki.jp/isekaikouryu/pages/1629.html
狼煙 異世界でも地球でも変わりない遠隔地への原始的な通信手段。 ただし、異世界ではこれに風精霊を干渉させて煙を拡散させることなくより高く立ち昇らせたり、また煙そのものの形を変えて図形的な意味を伝えることもできます。 通信速度△ 通信距離△ 確実性△ 利便性△ 伝書鳩 帰巣本能の強い鳥を用いた通信手段ですが、異世界ではさらに小型の蟲も活用されることがあります。 性質としては両世界ともに特筆すべき違いはありませんので割愛。 通信速度△ 通信距離○ 確実性△ 利便性△ 風精通信 風の精霊を用いた異世界特有の通信手段。 風精霊に伝言を頼み、彼らはそれをまるで伝言ゲームのように引き継ぎながら遠隔地までそれを伝えてくれます。 しかし、伝言ゲームと同じく意味の変質や最悪消失する可能性もあるため、確実性に欠ける部分もあります。 ただし、古くからこの手段を用いている一族や特定ルートでは特定の精霊での比較的意味の変質や消失が起きにくい伝言方法を確立させていることもあります。 通信速度○ 通信距離△ 確実性△ 利便性○ 光精通信 光の精霊を用いた異世界特有の通信手段です。 主に都市間の通信に利用され、利用するには通信施設として高い塔と大きな鏡が必要になります。 光の精霊にメッセージを覚えさせ、通信塔から目的地の通信塔へと送りだします。 送り出された光精霊は目的地の通信塔でキャッチされ、そこで覚えたメッセージを伝え再び元の通信塔へと送られるという形で通信がやり取りされます。 利用されるのは比較的開けた平野部などで、都市間の距離がある場合は都市の間に何か所かの中継地が設置されるなど大掛かりなため、この通信を利用するには多額の費用が必要になります。 しかし、施設を建設し、その保守点検さえしっかりできていれば安定して高速の情報を安定した形でやり取りすることができるというメリットがあります。 また十分な光量さえ確保できれば夜間でも通信を継続できるということから24時間の通信運用が可能ということも利点 ただし雨天や濃霧などの悪天候時は通信が不能に。 通信速度◎ 通信距離△ 確実性○ 利便性○ 腕木通信 一定距離に物見台を設置し、視覚で情報をリレーして伝達する地球でも異世界でも共通した通信手段です。 施設の建設コスト的には光精通信よりやや低く抑えることができますが、中継地にも通信伝達要員が常駐しなければならないこともあり総合的なコストは同等。 通信速度○ 通信距離△ 確実性○ 利便性△ 早馬 足の速い騎乗動物を用いて情報や少量の荷物を輸送する通信手段です。 地球・異世界双方で古くから利用されていますが、異世界ではワイバーンやグリフォンなどの大型の飛行生物を利用することもできるため地球より遥かに利便性と地形踏破のメリットが増します。 通信速度△ 通信距離○ 確実性△ 利便性△ 飛脚 主に異世界では有翼種族や脚力自慢の種族が担っている通信・物流手段です。 主に都市間の情報や少量の物品の輸送に用いられる手段で飛行できる鳥人や脚力自慢の鳥人やケンタウロスがこれを担っていることが多いです。 ある規模以上の都市になると都市間や指定地域に手紙や物資を輸送することを仕事としている飛脚ギルドがあり、主に輸送距離と飛脚の経験と実績で利用料金が変わります。 通信速度△ 通信距離○ 確実性△ 利便性△ ディルカカ通信 石の神ディルカカの思考領域を利用して遠隔地でも大量の情報をほとんど時間的ロスなく交換することができる、地球のインターネットと同等か場合によってはそれすら超える通信手段です。 しかし、現状ではマセ・バズークと極例外的に異世界各地で発見される飛び地や、しかし、現状でマセ・バズーク以外の場所でもディルカカの思考領域にアクセスすることができるのは、その特性を持った情報粘菌と呼ばれる地球で言えばwifiルーターのようなものや、特殊なアクセス権限をもつ蟲人を頼るほかはなく、異世界においての利用は極めて限定的です。 通信速度◎ 通信距離◎ 確実性○ 利便性△ 文書を送るのが一般的なら早馬や飛脚の郵便屋さんが異世界でも主流なのかなぁと。伝えるだけなら精霊とか物凄い勢いの狼煙とか面白そう -- (としあき) 2013-09-24 20 41 30 精霊通信はあくまでも短い内容のスピードが命な情報を伝達する手段で、まとまった文書となると飛脚や早馬に頼るしかないのではと -- (としあき) 2013-09-24 21 16 17 一長一短なのが現実味あっていいね。 ディルカカ通信?あれは一線を越えているけど越えている実感のないのがうっすらコワい -- (名無しさん) 2013-09-27 23 15 14 簡単な内容しか無理そうだけども風精霊とのタッグで狼煙というのが便利そう。鳩とかは目的地までに食べられちゃいそうな -- (名無しさん) 2013-10-04 04 16 58 一通り読んで思ったけどこの通信手段は国によってはどれも無料で利用できそうかもと思った -- (名無しさん) 2013-10-07 23 34 07 面白いなー新しいの思いついたらみんなで追加していったらどうかな -- (名無しさん) 2013-10-09 00 20 41 アナログな通信手段も異世界ならではの要素を加味することで思わぬ精度性能を発揮するのが面白いですね -- (名無しさん) 2017-06-11 19 27 55 名前 コメント すべてのコメントを見る